奥さんの猛反対(通称:嫁ブロック)をくぐり抜けるには…

Leisure-ruの”はまブログ”へお越しいただきましてありがとうございます。
今回は起業するということを家族へ打ち明けたときに起こった修羅場についてお伝えしてゆこうと思います。この記事を見ていただくと、自分が起業したい!と思ってから家族へどのように打ち明けたら、この壁を乗り越えていけるのか…ということがおわかりいただけます。

もくじ

そもそも賛成する気などさらさらないと思え

これをまず読者さんへお伝えしたいです。実際に体験した内容でガッツリお話していくので、スゴイわかりやすいと思います。
まず、奥さんのご実家が自営業で生計を立てているご家庭でないかぎり、事業を立ち上げる(起業)ことに対して、少しの理解もありません。あるのは”安定”の二文字だけです。

多くの女性は家庭を持つと、当然のように生活の安定を何よりも1番に望むことと思います。僕が10年近く前に介護施設で介護業務にあたる仕事を正社員という形で勤務していたことがあるんですが、仕事が終わってから家に帰れば、まぁ…ゴロゴロしてました。そして休日も子どもと遊ぶことはありましたけれど、ほとんどゴロゴロしていました。

そうしていると、ゴロゴロしてるくらいなら外に行ってアルバイトでもしてきたら?と何回か言われた記憶があります。これを受け、数ヶ月してからコンビニなどでアルバイトをしていたんですが、一ヶ月の給料が…給料低い…なんてことも言われたりで、ここで感じました。

要するにお金を沢山家庭に持って帰ってこればいいんだな。って…このときのイメージが今回の起業にリンクしてくるわけなんですが、僕は単純にサラリーマンでは稼げる給料にも限界があるんだから、それよりも収入をえられるかもしれない自営業で稼げばいいんだ!と今、思い返せば結構安易に、単純に考えていたと思いますが、これが起業のキッカケなんです。

ですが、奥さんに打ち明けた途端、全力で反対されました。こっちの意見を聞いたりして、歩み寄ったりとかしてくれないの?とも言われましたが、こっちが話しても協力的に考えてくれたりするの?と聞き返してみると、賛成できるわけないじゃん。諦める説得を私はしたいの!と強めに言い放たれました。歩み寄るって、妥協点を互いに見つけることなんじゃないのかな。と個人的に思いましたが、僕は生半可な気持ちで起業を夢見てるわけではないので、覚悟も座っていました。

まず何を言っても賛成なんて200%在りえません。どう旦那を撃ち落とすか…しか考えていないように感じました

離婚も厭わない強固な攻めの姿勢が必要

まともに立ち向かって奥さんの、妥協なり渋々なり、いくらかの了承が得られるなら、これ以上の最悪の想定は思い描かなくてもいいと思いますが、僕は既婚者で脱サラして経営者を志す人に、こう問いたい。

最悪、妻と子供と離れ離れになる形の離婚に至っても事業を行いたいと思えますか?

僕は、離婚というワードを何度か発しました。胸が痛くもなりつつ、ここで嫁さんのブロックに屈したら、ここから先の人生、一生後悔すると思ったので、離婚しても仕方ないとまでも思っていました。これによっては賛否両論あるかとは思うんですが、家族を守れないやつなんかに事業を継続させたり会社を守るなんてできる訳がない…これは確かにそうだと僕も思いますが、この考え方は嫁ブロックを通過して事業が稼働し始めてからの話だと思っています。
この”離婚”というキーワードを言い放たれた奥様方はよくは思わないでしょうが、僕は自分の固い意志を嫁さんに感じてほしくて強気に出た。って感じでした。

渋々でも妥協でも最大限の感謝と喜びを伝えよう

もし、奥さんを説得できたなら、それが渋々…であったり妥協であったり条件付きであったり、なにかしらの制約はつきものかもしれませんが、起業するというスタートラインに立たせてくれた奥さんにガチで感謝しましょう。もしかしたら涙がこぼれるくらい嬉しくなるかもしれません。

起業したら毎日事業に向き合うこと

もう当然といえば当然なんですが、一つの壁を超えたからといって、気を緩めたり安心していてはダメです。もう毎日が壁の連続だと思ってください。個人事業主とはいえ、アマゾンや佐川急便などの下請けで動くような軽貨物配送は、そこまで壁は多くはないと思います。契約さえ結んでいただけたら契約を解除されるまでは安泰ですから…
しかし、僕を含めて”ゼロイチ”で起業する場合は、そんな安泰なんて二文字はいつになっても見えてきません。しかも僕の場合は企業と契約を結ぶ形で仕事を貰う”B to B”といった形ではなく、一般消費者を相手にした”B to C”という形なのでたくさんの人達からの認識を得て、知名度をある程度持っていないと集客に大きな苦労をするからです(現在の僕がまさにこの地点です)

しかし起業したてで事業計画の事とか経費の計算の事とか事業の広報活動とかとか…すべてのことを独りで行わなくてはならない個人事業主なので、時には精神的疲労がたまりリフレッシュを図りたいときもあるとおもんです。ですがリフレッシュ期間が長すぎると奥さんから不安な思いや疑いの言葉を投げかけたりすることもあるので、リフレッシュのしすぎには要注意です。

本記事のまとめ

まず、最初から賛成されることなどあるわけがない。こうおもって向き合ったほうがいいと思います。僕は離婚もなったとしても、自身が考えた事業に挑戦してみたいっ!という強い思いがあったので離婚覚悟で話し合いに挑みました。現在、嫁さんは生活費(住宅ローン除く)で30万円を入れてくれたら続けていいよ。という条件付きです…
現在はサラリーマンも並行してやっているので、生活費の部分ではギリギリ条件は果たせているのかなと思いますが、車両費だったり自動車保険や貨物保険に下呂駅の駐車場代などの経費はゼロの状態なので、これをなんとか事業でなり、アルバイトをするなどして確保せねばならない状況です。決して楽ではありませんが、条件付きでオッケーを出してくれた、僕の嫁に感謝しています。ゼロイチで何かの事業を創り上げてゆくのは、本当にたいへんですが頑張ってほしいと思いますし、僕自身頑張ります!

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