手ぶら観光のすすめ

皆さん、手ぶら観光・手荷物配送・手荷物預かりって聞いたことありますか?
20年ほど前の時代には、このようなサービスは多くは普及していませんでした。最近(10年)海外からの観光客も増えてきたことを受け、国は海外旅行者に快適な旅行体験を提供したい!という思いで手ぶら観光という施策を広めようといった取り組みが行われはじめました。

手ぶら観光とは

こちらの手ぶら観光というものは、読んで字の如く手ぶらで観光するという意味ですが、以前には存在しないサービスだったため、令和の時代になっても知らない人が多いのが現実です。
配送業者へ依頼して手荷物を配送してもらったり、手荷物一時預かり所で荷物を預けたり、コインロッカーへ荷物を保管したりと様式は様々ですが、旅行者(観光者)が手ぶらになり身軽な状態で観光できる状態のことを手ぶら観光と思ってもらったら非常にしっくりくるんじゃないかと思います。
そんな手ぶら観光ですが、インターネットで手ぶら観光を検索すると、”空港や駅から宿泊先のホテルまで手荷物を運ぶ”というサービスが数多く見受けられます。つまり手荷物を配送してもらうサービス=手ぶら観光という定義に位置づけられようとしている訳です。あと5年ほど経過してゆくと日常的にある身近なサービスになっていくと思います。

ですが、自分の荷物を業者へ預けるって、結構抵抗があると思うんです。誰かに荷物を送るということに関しては恐らく抵抗なく、ヤマト運輸さんや郵便局などの宅配サービスをご利用になると思うのですが、自分自身が今日・明日使う荷物を自身が指定したとこに送ることに対して、どことなく警戒心があったりしませんか?

きちんと届けてもらえるのかな・・・
預けたらそのまんま盗まれたりしないかな・・・

大事な自分の荷物を雑に扱われたりしないかな・・・

このように不安な気持ちを持たれる方が非常に多いと思いますが、当然と言えるでしょう。あなただけではありません。世の多くの人たちが同じ考えを持っていると思います。

しかし、どんなことにも良い点・悪い点(メリット・デメリット)は存在します。なので手荷物配送におけるメリット・デメリットを解説していきたいと思います。

手荷物配送におけるメリットとは

  1. 重たい荷物を持たずして身軽な格好で観光・散策ができる
  2. 煩わしいと感じていた荷物が減ったことで行動範囲が広がる傾向にある
  3. ホテルのチェックインに合わせて荷物を持っていかなくてもよくなるため時間効率がよくなる
  4. チェックイン前に荷物を預かってくれるホテルでも持っていくときの面倒な手間が省ける
  5. 悪天候時においても傘をさしやすくなったり荷物が濡れすぎるのを防げる

手荷物配送におけるデメリットとは

  1. 配送料金がかかる
  2. 盗難や紛失のリスクが高くなる

これらが手荷物配送におけるメリット・デメリットにあたるかな・・・と思います。配送料金がかかってしまう部分はサービスを利用するうえで、どうしてもかかってきてしまう部分なのでどうすることもできませんが、盗難・紛失に対してはきちんとした配送業者であれば法人・個人問わず貨物運送保険(運送する荷物にたいしての任意保険)に加入していると思いますので、万が一のことがあった場合にも、安心の補償が受けることが可能ですので安心してサービスをご利用されてもいいんじゃないかなと思います。

手荷物預かりとは

こちらの手荷物預かりは、手荷物配送と比べると大きな違いがひとつあります。
手荷物配送は手荷物のお預かりから配送(宿泊先までのお届け)まで一貫して頼めるサービスなのに対して、こちらの手荷物預かりは、手荷物を一時的に預かってくれるサービスになります。コインロッカーと類似したサービス内容ですが、手荷物預かりは有人対応ですので、観光の途中で・・・散策の途中で荷物を取り出したい。という細かな要望にも応えてくれる店舗が多いのが特徴です。コインロッカーとなりますと途中の荷物の出し入れは不可能なので再度お金を入れなければならない事態が発生します。手荷物預かり所があればコインロッカーへ預けるよりもこちらを優先したほうが圧倒的に経済的と言えますね。

しかし手荷物預かりサービスにも手荷物配送のように当然メリット・デメリットがあります。ここでも手荷物預かりサービスにたいしてのメリットやデメリットを解説していきたいと思います。

手荷物預かりサービスのメリットとは

  1. 重たい荷物をあずけて手ぶら(身軽)になれる
  2. 行動範囲が広がる
  3. サイズや重量によって料金は異なるがコインロッカーのようなロッカーに入れることができない。といったことがなくなります

手荷物預かりサービスのデメリットとは

  1. 料金がかかる
  2. 盗難・紛失のリスクが高くなる
  3. 荷物の渡し間違いに対するリスクが高くなる
  4. 店舗営業時間内に引き取りにいかなくてはならない

これらが手荷物預かりサービスにたいするメリット・デメリットです。またところどころで盗難・紛失・荷姿の異常にたいする責任は一切負いません。と掲げているところも多く、利用する側としてもキレイに心配な点・不安な点が払拭できるかというといまいちなサービスに感じてしまう方もいるのかもしれません。その点コインロッカーであれば24時間出し入れできますし、盗難などのセキュリティーも頑丈ですし、自身が鍵を紛失してしまわない限りは荷物はどこへ持っていかれることもありませんから実際のところ、目的によって使い分ける感じがベストなのかもしれませんね。

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